質問者:森部先生のトレーニングプログラムを実際にメニューに取り入れてみての感想はいかがですか?
高橋秀聡投手:そうですね。一つひとつの動きって言うものを本当に意識して、細かくやっていくトレーニングだったので、やっていく中で負傷になったりだとか、そういう部分っていうのが細かい部分をやってきたことによって、より早く解決することができました。
質問者:このトレーニング法を行って効果はいかがでしたか?
高橋秀聡投手:そうですね。森部先生に教えていただいてから、一度も大きなケガがないっていうことが第一なんですけれども、スピードとしても大学の時は146kmがMAXだったのが、今では152kmっていう数字まで出たので、やっぱりそういう数字が現れている以上、効果があるっていうのを身をもって体感しました。
質問者:では、最後にこのプログラムをどんな人に取り入れてほしいと思いますか?
高橋秀聡投手:そうですね。自分も最初は弱い部分っていうのが数多くあったのですけれども、森部先生のメニューをこなしていくうちに強くなっていって。
そういう部分で弱かった人、今でも強い人、色んな人に継続してトレーニングを続けていってもらいたいなと思います。
質問者:ありがとうございました。
福岡ソフトバンクホークス 背番号13 高橋秀聡 投手
サイドからのスライダーと150キロを超える速球が武器。
ルーキーイヤーの2005年は、2軍では2位以下に大差をつけ奪三振王を獲得。
こちらから高橋投手の活躍記録を見ることができます。
九州総合スポーツカレッジ校長 三浦政基さん
過去、数々の球団に所属した元プロ野球投手。
現在は、九州総合スポーツカレッジで校長を務めている。
質問者:本日は貴重なお時間ありがとうございます。早速ですが、三浦さんは元プロ野球選手の投手として様々なトレーニングをこなし、また指導もされてきたと思います。それらの経験に元づいてお聞きしたいのですが、このトレーニングプログラムについての率直な感想はいかがでしょうか?
三浦政基:最初にパっと見せていただいたのですけども、もう非常に感動したというか、これが第一の感想です。じゃあどういったところに感動したかと。
人間が動くことによって色んな動作をしていると思います。その動作の中で、体というものは色んな繋がりがある。筋肉でも色んな繋がりがある。それを本当に自然の中の繋がりとして取り入れて、工夫した素晴らしい自然なトレーニングだと第一に考えたのですね。それともう一つは、ケガをしない、無理をしないで人間の能力というものを最大限に発揮できうるためのプログラムのトレーニングだということを感じました。
質問者:どのようなタイプ・年齢の人に実践して欲しいプログラムだと思いますか?
三浦政基:子どもからお年寄りまでという年齢の差はあるのですけども、走ったり、跳んだり、こういうことができるようになった年齢から、後は走ったり、飛んだり、なかなかできなくなった人たちの間では、どなたでもできるトレーニングだと思いますね。
足が動かなくなったら上半身だけ。上半身が動かなくなったら下半身だけっていう形でできる。だから上半身が動かなくなったら下半身だけ動かして、それに連動して上半身も動いてくるんじゃないだろうかというような形の、その連動性が非常に理にかなった体を動かすためのトレーニングだと思います。それと野球というスポーツをやる、ピッチャーでボールを投げる動作をしていく。このためには少年野球からそしてプロ野球までは絶対的に重要なトレーニングにになってくるという風に思いますね。
質問者:プロの方でも適用できる?
三浦政基:これはもう、プロだからこそやらなければいけない。多分、プロだからこそ本当の意味では自分の体をわかった中で、そしてどのような仕組みになっているかと人体構造的なことも考えた中で、組まれている動きというトレーニングですので、動きを強化する、そして人間の関節、そういったものをいかに有効的に稼動させていくか。それを補充するための筋力強化をしていくんだといったところの、動きと強さと瞬発と。そしてスポーツの美しさ、人間の体の美しさというものを表現できる、そのようなトレーニングだと思いました。
質問者:今後、教育のカリキュラムに取り入れていきたいと思いますか?
三浦政基:そりゃあモチロン。モチロンですよ。
今はねマシンを使ったり器具を使ったりっていうトレーニングが非常に進化して取り入れられていますけれども、やはりこのトレーニングプログラムは、器具を使わない、そして負荷をかけるものは自分の肉体の重さだけだといったところで無理が無い。
だから無理がないからケガをしない。ケガをしないから段々強化できていく、伸びていく。故障に繋がるトレーニングはトレーニングではないですよね。だからこれは故障は全くしない。自分のできる範囲、自分の可能な範囲の動き、その中でトレーニングをしていく。それを続けていけば必ずそれが、どんどんどんどん強いもの、素早いもの、俊敏なもの。これが(エセ級?)みたいな形のものが自然と身に付いていくというトレーニングですので、私どももカリキュラムの中に、ぜひこのトレーニングは取り入れたいと思います。そういった面ではですね、これからもトレーニング方法としては最先端をいくトレーニング方法だと思います。一見単純なことかもわかりません。でも中身は相当素晴らしい人間の機能を分析したそういうトレーニング方法だと思います。
質問者:プロ野球選手として素晴らしい活躍をされてこられた三浦先生が勧められるプログラムですので・・・
三浦政基:僕もこのプログラムを見て、そしていくつか実施もさせてもらいましたけれども、やはり非常に体の動きがスムーズに変わってきますよね。だから体が変われば、自分のパフォーマンスも変わるし、なんと言っても自分の気持ちも変わってくるし。だからこのトレーニングによって自分の気持ちを変えて、そしてパフォーマンスが変わってくる。その中でいいものが生み出される。非常に理想的なプログラムシステムのトレーニングだと思います。
質問者:本日はどうもありがとうございました。
猪口和代さん
高校野球エースピッチャーの息子さんを持つ母。
健康管理士という一面も。
質問者:森部氏のトレーニングプログラムについてどう思われますか?
猪口和代:森部先生が素晴らしいなと思ったのは、息子は高校生なので沢山練習しなければいけないとか、一生懸命やればいいという風な感じでがむしゃらにやってるところがあったんですけれども、森部先生のアドバイスは必要な量というのは最低あるのだけれども、量をどのようにプログラムで練習していくのかというところを具体的に指導してくださるので、ただ長い時間一生懸命やるっていうのではなくって、ポイントを絞って効果が上がるようなトレーニング法をやっていけばいいということを具体的に教えてくれるので息子もすごく納得しているようでした。
質問者:親御さんから見られて息子さんのケガなど心配があると思うのですが、その点については?
猪口和代:モチロン一生懸命やるので無理をしたりとか、痛いとかいうところも言えなかったり、隠して練習したり、痛いと言えばもう試合に出してもらえないということがあるので痛いのを我慢して練習していたのですけれども、お陰様で森部先生のトレーニング方法をやっているので大きなケガをすることもなく、今のところ無事にやっております。
質問者:では、このプログラムを行って具体的に効果と言いますか、息子さんの成長ぶりっていうのはどのように変わりましたでしょうか?
猪口和代:そうですね、考えて練習するようになったのではないかなと思います。先生の指導のとおりに効率よく練習をやっていって、楽をするとかサボるとかそういうことではなくって、効率のいい時間、密度のいい時間を過ごすことによって余った時間を別のトレーニングができるようになったっていうところが大きな進歩じゃないかなって思っています。
質問者:息子さんは華々しい経歴をお持ちのようなのですが・・・。
猪口和代:全然そんなことないです。真面目にコツコツやっているようなタイプです。それも森部先生のお陰で、親から見て安心してお任せできるんじゃないかなと思うんですね。
先生から教えていただいたことを息子は自分でメモを取って、一つのマニュアルみたいなものを作っていたんですね。トレーニングメニューというものを・・・。ですが、今回のトレーニングのプログラムがあれば、そんなことをしなくても見ればきちんとわかるように書いてあるので、私は子どもにとって親としては安心してお勧めできるトレーニングプログラムだと思います。
尾張一宮リトル・シニアチーム 鈴木哲夫監督
数々の優勝経験を持つ監督
自身、甲子園出場経験を持つ。
質問者:鈴木さんは監督として長く指導の経験をされてきたと思いますが、このトレーニングプログラムについての率直な感想はいかがでしょうか?
鈴木哲夫:そうですね、子どもの体、モチロン大人でもそうですけれども、体のバランス、状態等を全て知った森部トレーナーが発案されたトレーニング方法で、非常にピッチャーにとっては効果的。またうちも試してみましたが自主的に練習を重ねることによって、体の筋力等も強くなり、ピッチャーもスピードアップできることは間違いないです。
質問者:どのようなタイプ・年齢の人に実践して欲しいプログラムだと思いますか?
鈴木哲夫:そうですね、中学生はモチロン小学生、または幼児期とまでは言いませんが、小学生、中学生、高校生などの選手にやっていただければ素晴らしい選手になると思います。
やはり小学生の時期のうちから、このトレーニングを積み重ねることによって強い体、中学高校と進んでいくうちに故障をしない、いわゆる肘が痛いだの、腰が痛いだのというようなそういう故障の少ない選手ができあがるのではないでしょうか。
ですからそういう若いうちにこのトレーニングを積み重ねることによって、さほどハードでもありませんので毎日の積み重ねによっては、やっぱり小学生のうちからでもやっていただきたい。また、高校生でも大学生でもこのトレーニングを入れることによって、あくまでも体は発展途上だと思いますので、大学生からでも十分やっていけると思います。
質問者:今後、チームの指導に取り入れてみたいと思いますか?
鈴木哲夫:モチロンです。せっかくこういうトレーニング方法等を教えていただき森部トレーナーとも話した結果、現状の段階ではこれからずっと続けていきたいと思います。
実践者 國定正瑚:僕はこのトレーニングを始めて3ヵ月が経ちましたが球速は5km近く伸びたと思います。前から違和感があった肘、腰などの違和感もなくなり毎日トレーニングをするのが楽しくなっています。なのでこれから高校生活に入るのにも実践していきたいと思います。
佐久間くんは、まだ成長過程ということもありますが |
それから、肩の調子はどうですか? それから、トレーニング&ボディチェックシートに記録したものを 佐久間くんの状態を、定期的に把握しておきたいのと、 それでは、引き続き頑張ってください。 |
桑原くん、こんにちは。 |
総合的な力を身に付けて速球を投げるためには、
このトレーニングプログラムは、安全に、体全体のパフォーマンスをアップ また、そのくらいの時期だと、成長の途中だと思いますから、 逆に、肩の筋力ばかりつけて投げていると、肩を壊す恐れもあります。 それから、記録はしっかり付けていってくださいね。 |
個人差(年齢、体格)はありますが、高校の段階で、 |
今のペースよりももっと速くすることはできますが、逆にケガの原因にも 私の意見を一つ言わせてもらえば、じっくりと本腰を入れ、このトレーニングに望んで欲しい。 宮本くんのはやる気持ちもよくわかるのですが、将来に向けて、 また、結果報告をメールで送ってください。 |
相良くんは、まだ2ヶ月目ですが、 |
肩甲骨の可動性の改善は、かなり重要です。 球速は、嫌でも伸びていくので、しっかりとやれば、
相良くんの持っている それよりも、各関節の改善を行い、
記録は楽しみにしています。 また、いつでも連絡してください。 |
田辺さん |
まず第一に、球速はトレーニングをすることで、確実に伸びていきます。 球速アップを目的としたトレーニング内容ですが、 それよりもまず、ケガのしない体、それでいて最大のパフォーマンスが 息子さんからのメールも楽しみにしています。 |
結果がしっかりと出てきているようですね。 |
人間のカラダの仕組みにかなったトレーニング法ですので、 佐藤くんがピッチングで、自信が持てたというのを聞いて私も嬉しいです。 トレーニングでもっと効果を上げたいときは、またいつでもメール下さい。 |
こんにちは。森部です。 |
1ヶ月で効果が出てきているということは、DVDの通りに、しっかり実践 大学に入ると、なかなかフォームを変えたり、ストレートのスピードが伸び ただ、やはり球速が早くなるピッチャーは、 今、プロとして活躍しているピッチャーも同様です。 このトレーニングは、成長期が終わった人でも十分に成果を上げられる この調子でがんばってくださいね。 |
また、高橋投手の映像・画像、球団ロゴの無断転載は絶対にお止めください。